小倉沢 - 2012
安達 - 2013-02-12 01:11

ブログランキング・にほんブログ村へ

このサイトの最初の記事を何にすべきか迷いましたが、やはり私が写真を撮るきっかけをつくった埼玉秩父大滝村の最果て、秘境小倉沢を取り上げずにはいられません。

雁掛トンネルを抜けると最初に目に入るのは古びた簡易郵便局。週に一度くらい局員が訪れ、郵便物を回収します。

ここは県境まで伸びる道沿いの広大な廃村ですが、ニッチツ鉱業は操業しており、平日土日問わずダンプの出入りもある活気ある廃墟でもあります。しかしながら人口は0人。うわごう径のほうが有名であまりしられていませんが、PS2の10年前のゲーム「Siren」で参考にされた廃村でもあります。ニッチツ鉱業が正午と12時40分頃に2度、サイレンを鳴らします。この時間帯に現地に居られたら、生羽生蛇村を体験することができますね。屍人は襲ってきません。全体的にノスタルジー溢れる村になっています。

 

奥に見えるのが操業中のニッチツ鉱業。操業エリアには立ち入ることができませんが、缶ジュースの自動販売機があります。現地は飲食物を手に入れることが困難ですから、いざとなったらここで飲み物だけでも入手することができます。川の水は鉄分が多く、飲用としてはお勧めできません。冬場は凍ってるし…

 

現役の掲示板です。主にニッチツ鉱業のための掲示物が主で、日焼けしていますが時々内容が貼り替えられます。ここを訪れたときは、役場にも人がいました。

 

小倉沢で最古の社宅。社宅は2~3カ所に点在しており、これが最も古いものになります。

元々屋根は赤かったようですが、ここ数年でスッカリ色もはげ落ち、モノトーンな建物に様変わりしています。昔の日本人は体躯が小さかったせいか、建物自体も小さめに感じます。

 

当日は凍てつく寒さでしたが、これは雪ではありません。生石灰が山積みにされた広場です。ここには以前、新しめの社宅が建っていたはずですが、跡形もありません。地面はきっとアルカリ性ですから、野菜が育ちそうです。

 

売店の入り口。この出入り口の扉はこじ開けられたり閉じられたりを繰り返しているので、ずいぶん傷んでいます。もうこれ以上触らないで欲しいですね。

 

何年も前からおなじ場所に転がっている消火器です。山奥の集落にとって、火事ほど怖い物はありませんから、どの家庭にもこの巨大な消火器が備わっていたようです。

 

小倉沢には2011年にも訪れていますが、そのときは通過した謎の施設に入ります。入り口は開け放たれて、床板のない建物なので、入ってもどこも痛みません。風が吹くたびに、建材が軋る異音が響きます。

 

結局、何の施設かわかりませんでした。素敵な振り子時計が落ちていますね。

 

謎施設の奥にある石灰の搬出口?付近です。トロッコが走っていたような記述をどこかで見かけましたが、このあたりでしょうか?

 

石灰搬出口を見上げます。

どうやらここでは火事があったらしく、黒こげの残骸が散らばっていました。小倉沢は小学校や病院、社宅、斜面の古い家屋などが有名で、方々で写真をみかけますが、この隠れたコンクリートの壁はあまりレポートされていません。これがかつてなんであったのか、追って調査したいと思います。

ブログランキング・にほんブログ村へ
サイトマップXML自動生成ツール
The Wallpaper Journal All rights reserved.