小倉沢2013 第2回~売店・旧社宅
中山 - 2013-06-27 22:45

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郵便局から少し登ると見えてくる最古の社宅。

木造2階建てでかなりの大きさを誇るその建物は、異様な気配を発しながら

白い石灰の山向こうに存在感たっぷりに出現した。

石灰の山の近くに車を止め、付近を散策する事に。

消防団の車庫の先に、古びた建物が見える。

(写真:安達)

一体何かと問えば、売店だと言う。

扉は誰かに破壊されていたのか全開だったので、そのまま中に入る。

昔に行ったハイカーの報告を見ると棚やらレジやらはだいぶ状態が良かったのだが、

我々が入った時には、内部は散乱していてレジもなかった。

床にはガラス片が散らばり、歩く度にジャリジャリという効果音が響いてくる。

昔の米の価格や当時流行っていただろうものなど、やはり懐古的な物はかなりある。

そも、ここは、稼動時には作業員達が集い、社宅に住む人はここで晩御飯の材料を買い込んだりしたのだろう。

そういった風情が見れただけでも、かなりの収穫があったと思う。

奥のほうは天井が崩れており空が見える。

滅びの美学とも言うべきか、何度見てもコレは得がたい感覚をくれる。

手前の天井を見上げたら、立派なスズメバチの巣があった。

住人は既にどこぞかに引っ越した後らしいが、これがここにあるということは、

今もどこかで元気に営巣されているのだろう。

夏の時期の散策は注意が必要だと思う。

(写真:安達)

この周辺は確かに昔の生活拠点の中心だったのだろう。

付近には銭湯もある。

昔ながらのタイルばりの銭湯だが、木造の銭湯の内部はガラス片などが散乱しており、普通のシューズではなかなかに危ない。

それほど古くないシャンプーの残骸が残っていた事から、平成に入っても現役で稼働していたのではないだろうか。

(写真:安達)

裏手からは、旧社宅群に繋がる道がある。

少し戻って、最古の社宅に近づいてみる。

この大きさの木造建築が手入れもなく残っている事自体が驚くべき事なのだが、近づいてみるとその異様さが分かる。

登れるかどうか判然としない階段を恐る恐る一段一段と登って行き、二階に到着する。

なぜ二階からせめるかと言えば、一階は潰れてて入れないからだ。

登ってすぐ右手には共同のトイレがある。

二階部分の廊下があったであろう部分は腐れ落ちており、真っ暗な闇の奥に微かに一階の面影を感じる事が出来た。

この上にも渡り廊下でつながった施設があるようだが、そちらに行こうとすれば崩れ落ちそうなので断念する。

(写真:安達)

ヒョイヒョイと安達氏は二階の奥のほうにいってしまったが、「蜂の羽音がする」と帰ってきた。

これはたまらんと、慌てて最古の社宅を抜け出し車まで戻り、今度は銭湯の裏手にある社宅群に足を運ぶ。

いくつかの集落めぐりで、こういった斜面に家があることには慣れているが、ここまで広範囲に残っている事は初めてだ。

こういった家のいくつかは、寮や社宅に住まない家族持ちが住んでいたのだろうか。

なかにはこういった盾のようなメダルのようなものが落ちている所もあった。「大滝小学校本校校舎増改築落成」とある。

我々の目指す目的地の一つ、小学校が増改築された時の記念らしい。

斜面にはまだ家が存在していたが、中に入るほどの様子ではなかったので、その場を後にして最古の社宅付近に止めた車に戻る事にした

次回は、病院周辺へと進み付近を散策することにしよう。

では。

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