山掴集落
中山 - 2013-02-16 18:06

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朝方に家を出て、秩父の駅に到着したのは昼前でした。
浦山ダムは最寄りに駅があるものの、山掴があるとされる場所はそこから更に奥なので
レンタカーを借りる事に決めておりました。レンタカーを首尾よく借りれたので一路、浦山ダムへダムの上から眺めてパシャリ。高い。怖い。

ダムで小休止をしたあとは、そこから奥へと車を走らせていきます。
目的地付近に着いたものの、家らしきものは見えず。
聞くところによれば、山掴集落はその名の通りに、山の斜面を掴むようにあるそうで、どこかに入り口があるらしい。

路肩に車を停車して、探すこと5分。
ようやく、それらしき入り口を見つけたので斜面を登り始めた。
登る事数分、「これは、すでに無くなっているんじゃないかな・・・」と思い始めた時にそれは見えた。
あれは家じゃないかな?

どう見ても家に見える。しかし、あそこに行くには大きく迂回していくしかない。
逸る気持ちを抑えながら道ともつかない道を登っていると斜面の下にも家の影が

歩いて行くとどんどん近づいてくる。こんな所に人が住んでいたのかと驚きが隠せない。

やはり、倒壊している家屋もあった。人が住まなくなってからどれくらいたつのだろうか


水が流れていた窪みだろうか、板が渡してあった。

渡った先を少し登ると、まだまだ健在の家屋が存在していた。ちなみに、先ほど道のような道はないと言ったのは上の写真を見ていただければ分かると思う。山の斜面の急さが分かるだろうか。
ここに人が住んでいた。そのことに軽い感動を覚える。
もともとは林業に従事する人たちが集落を形成していたのだと思う。

内部が見れる状態で残されている部屋があった。朽ちた部屋、そしてテレビ。

そこから、先ほどの渡し板を戻り、更に登っていくと、また発見しました。左側は崖です。登ってきた道が遥か下に見えます。夢中になると不思議な力が働くものですね、というかこの高さに家があるのが不思議です。生活の様式が垣間見える瞬間にドキッとします。都会に住んでいると意識しないのですが、家が残されるとはこういうことかと認識させられます。ヘルメットなども落ちていました。
ここに来る途中の横たわった朽ちた木の間からマネキンの頭部がこちらを見ていて非常に肝を冷やしました。
誰もいない場所でいきなり人の頭部のようなものがこちらを見ていたら流石に怖いです。右手に見える石垣が集落を探すときに重要な指標になるそうです。石垣がある=集落があった。それにしても、石垣の上に育つ木を考えると、どれくらい前からここに人が住んでいたのかと考えたくなりますね。山の天気は変わりやすい、とはこの事かと思うくらいに条件が悪くなってきたのであわてて引き返します。見上げるほど高い木々が守ってきた山掴集落。
守ってきてくれた事に感謝しながら、外に出ました。なんというか、外から見ると本当にそこに集落があることなど嘘だったんじゃないかと思ってしまいます。

なんと、春先に行ったというのに雪が降ってきました。
また、別の集落に足を運びたくなった廃墟デビューでした。

では。

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